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わが家は共働き夫婦なので、保育園を探し始めています。

奥さんの復帰予定は、お子さんの生後6ヶ月ちょっとを目指しています。

「そんな早くに復帰するんですね!」

と言われる事も多いタイミングですが、我が家の経済状況や、奥さんの意欲を考えこの時期を目標にしています。

そんな中、保育園を探し始めて色々思った事を書いていきます。


◆やっぱり早生まれはスムーズな入園には不利

わが家のお子さんは早生まれなのですが、入園の機会や選択肢、という面でやはり不利です。

まず認可や認証の保育園(国の基準に適合し、許可され、補助金が出る)は生まれ月の関係で0歳児ククラス、4月入園の申し込みを行うことが出来ず、翌年4月の1歳児クラスが最短の申し込みになります。

1歳児クラスは0歳からの持ち上がりが多く、空き殆ど無いクラスです。

0歳で入れないと結構大変みたいです。

生まれ月に関しては、計画的に妊娠出産を行えば良いという事なのかもしれませんが、自然な授かりものだとも思うので、どうだろうかと思うところ。

認可認証が最初の選択肢から外れてしまうのが、とても辛いです。



◆まずは認証保育園を見学。入園希望者は多い

見学に行った認証の保育園は、多くのお子さん親御さんと一緒に説明を聞く説明会方式の所でした。当日集まった親子は9組程度でした。

わが家のお子さんより大きなお子さんを連れている方、まだ妊娠中で探している方など色々な状況で集まった人たち。

保育士さんのお話しでは、その園では、空きが出る枠は3人程度で、申し込み順に抽選が行われ、既に17人程抽選待ちになっているとのこと。

その日に来た9組を追加すれば26組待ち。
単純計算で9年待てば入れる計算(´ω`)

うーん、絶望的。

しかしこれでも待機の人数は少なくなっているという事。
保育園が増えて多少分散している事、申し込んだ人は併願している事が多いため、実際の入園希望者は数値上もっと少ないという事などがあるみたいです。

なるほど。

しかし、その話を聞いた親御さんたちの落胆した感じったらありませんでした。
取り敢えずその園の申し込みを済ませ、他にも見学する事に。

認証、認可の保育園は補助金が月に25,000円(わが家の自治体の場合)出るので費用面でも何とか入園したいのですが、なかなか難しいです。


◆認可外も見てみる 空いている所もちらほら

続いて認可外の見学も進めています。

認可外の保育園では何と枠に空きがある所もちらほら。
しかし、料金は非常に高く、料金は認可、認証の3倍程度はします。

認可外に入って、評価点数を稼ぐ作戦も一つですが、結局認可・認証に入れなかった場合にはその高い保育料が足かせになって困るのも事実……。

わが家の収入はその保育料を払ってもまだ余るので、何とかなりそうですが、どちらかの収入の殆どがそこに費やされてしまう、なんて状況にもなりかねません。

これは良いのか悪いのか。

また、認可外は保育方針や方法について、うーんと思う所もあり……。
先生の数とか。

わが家の戦略では、上記の通り早期の復帰を優先し、認可外にまずは入園。
タイミングを見て認可や認証へ入園するのが現実的だし良いのではと思っています。

しかし認可外については、よりじっくり施設自体を選ぶ必要がありそうです。


◆保育園事情に思うこと

保育園を探してみて保育園事情はなかなか込み入っているなと思いました。

「日本死ね」ツイートなんかもありましたが、あんな気持ちになっても仕方がないかと。

まずやはり、入れたい人に対して保育園自体が少ないこと、特に都市部は需要と供給が追い付いていない現状を知りました。

行政的には少子化傾向は今後増々加速していくだろうという見立てで、将来的な「施設の余り」を懸念しての設置対策のようですが……。

それでも以前に比べればだいぶ改善されているようですが。

保育士さんの確保も大変でしょうし、少子化対策、鶏が先か卵が先か。
ゆっくりとでも整備されていく事を望みます。

そして、何よりも早生まれに対する格差が非常に残念です。

早生まれだというだけで、こんなに苦闘するのかと。

例えば認可・認証なら入園時期をずらして応募出来るとか(早生まれ以外の子供も溢れているので、難しいでしょうが……)してもらえれば、もっとスムーズにいくのにと思うと辛い所です。


◆これからも保活は続くよ

これからも保活は続きます。
共働きがスタンダードになりつつある昨今なので、預け先の確保をよりスムーズに行えるように制度や状況が整えばと願って止みません。

しかし、政治がどうだと言っても始まらないので、地道に活動していくしか無いのが事実です。

状況の中でいかにスムーズに戦うか、作戦を練って活動していこうと思います。


おわり